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東京タワー
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「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」

テレビドラマをめったに見ない僕が、何かの拍子で1回目の放映を見てしまった。

もこみち君が故郷にオカンを置いて上京する電車の中で、オカンの握ってくれたおにぎりを食べながら、手紙と共に入ってたくしゃくしゃの一万円を見て涙をポロポロ流すシーンがあった。

なぜか気になって長女の持ってたこの本を借りてここ数日読んでいた。

毎日バタバタと忙しくやっと今読み終えた。
親子、家族のあり方について考えさせられる本だった。


僕のオトンは13年前に重い病いで亡くなっている。
3人の子供と6人の孫に恵まれた人生だった。

オカンは「同居すると、旅行や遊びに行くのにあんたらに気を使うから、足腰立たんようになったらそっちに行くわ」

と、とんでもないセリフを言いながら一人暮らしをしてて、宣言どうり、旅行・油絵・カラオケと、僕に似て我儘なオトンから開放された第二の青春時代を満喫している。

オトンはボーナスが入ると部下を引き連れて飲み屋街に繰り出し、一晩でスッカラカンになって帰ってくるような人だった。

そしてお金が無くなると家に電話してきて、「今、追いはぎにあってお金取られたので持ってきてくれ」とオカンにウソの電話をして持って来らして、そのお金でみんなと次の店へ繰り出すような人だった。

飲み屋でヤのつく職業の人と喧嘩して、橋の上から2人を投げ落とすようなとんでもないオトンだった。
部下の人が家に来るたび言うので耳にたこが出来るくらい聞かされてた話である。

だから子供のころのオカンのイメージは「耐えてる人」って印象が強い。
家で夜遅くまで内職をして家計の足しにしていた。

大学時代お金が無くなると電話で無心して送金してもらってたが、後で聞くと3人の学費が重なってた時期だったためお金がなく、二人の老後のために買ってた株を取り崩して送金してくれてたらしい。

オトンが早く旅立ったので二人の老後は永遠になくなったのだが・・・

オカンは71歳。
いつまでも長生きして欲しい。



「東京タワー」を読み終えて、外に出た。
午前2時半の月は澄んだ夜空にぽっかりと浮かんでいた。

真ん丸ではないが、ウサギの姿がはっきりと見えていた。

空の上にいるだろうオトンと、もう深い眠りについているだろうオカンとの18年間の暮らしをあれこれ思いながらタバコをふかしていた。



ウサギの姿がだんだんぼやけて見えなくなった。


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【2007/02/07 03:07】 | 日常 | コメント(3) | page top↑
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コメント
自分も・・・
毎回、ドラマ見て・・・泣いてます。
最近、涙腺がよわくて困りますわぁ・・・
お父さん・お母さんを思いやるってのは大事ですよね。
自分も出来る時に「親孝行」しとこうと思います。
【2007/02/08 15:40】 URL | ゴリぽん #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
くうううう
この歳でまだまだ親孝行考えてないじゃいあん♪
【2007/02/08 20:02】 URL | じゃいあん #mQop/nM.[ 編集] | page top↑
ゴリぽん♪
僕も最近涙腺弱くてよく泣きます。
先日も風舞の子供たちの劇を見て大泣き(^_^;)

じゃいあんさま♪
親と髪の毛は失って始めて大事さに気づきます(^_^;)
【2007/02/09 15:18】 URL | ひげPAPA #-[ 編集] | page top↑
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